
わたしたちのこだわり
1、十勝産小豆
小社では原料小豆のおおよそ90%以上に北海道産小豆を80%以上に十勝産小豆を使用しています。 風味が良く深い味わいで種皮が柔らかく色調が良い(淡い)のが特徴です。
小豆をはじめとする豆類は高温、多湿の保管による悪影響によって風味、色調の良さを大きく損なうので原料小豆の保管でも気候の清涼な北海道は有利な地域だと言えます。
小社では原料小豆購入の際は個別に試験炊きを実施するなどより良い小豆の購入に努めております。購入後の小豆は夏期にはすべて+13℃以下の低温保管をしています。
2、さわやかな甘み
小社では雑味の少ない清涼飲料規格の上位ランクの砂糖を使用すると共に、従来くどい甘さの原因のひとつであった水飴につきましてはお客様の指定配合以外にはほとんど使用しておりません。
製品によってはさらに上級ランクの砂糖を使用しています。
徹底した製造後の冷却工程等様々な手法によってさわやかな甘味のあんの製造につとめております。

3、技術・設備
小社ではこしあん用シーケンサー制御全自動小型豆煮釜14基、シーケンサー制御製餡ライン1式、甘納豆用シーケンサー制御全自動小型豆煮釜7基、シーケンサー制御殺菌槽4基、冷却槽等9基等自社で開発した製餡設備を数多く使用しています。高級品用360Lニーダー6基も小社の要請に基づいて制作された特注品です。「高品質の製品は優良な原料と高レベルの製造機器から高度の製造技術と慎重で謙虚な姿勢によって生産される」との認識に基づいています。
◎小さな釜へのこだわり
通常、大規模製餡設備では5俵~6俵炊きのような大きな豆煮釜が主流ですが小社こしあんラインでは自社開発の2俵炊(原料豆で120kg)の小さな豆煮釜14基で小豆を炊き上げています。大きな釜よりも煮えむらが少ないために風味良く、なめらかに炊きあがるのが特徴です。
◎「匠の技」をシーケンサー制御による正確な製造工程で再現
小社の小豆を炊き上げる工程は現代のデジタル技術によって理想的な炊き方を設定されたシーケンサーで「匠の技」を毎日、全ロット丁寧に丁寧にいささかの省略もなく再現しています。
残念な事に詳しい事は申し上げられませんが釜には炊き方を微調整するための様々な装置が取り付けられております。
熟練の担当者、品質管理担当者が小豆の炊き加減を毎日、全ロット厳重にチェックしているのはもちろん言うまでもありません。
◎衛生的な生産設備
従来、腐敗しやすい食品素材の代表選手であった生あん(無糖の状態)は最適化された衛生的な製餡ラインによって細菌数が激減し冷蔵保管(+3℃)によって製造後2週間経過しても細菌数10000個/g以下のレベルに到達しております。生あんの段階で細菌の増殖による分解、変化が少ないために生あんの風味が長期間持続する事も小社生あんの特徴です。

4、美味しい水
北海道、札幌の美味しい水を使用しております。「谷川のせせらぎ」を再現する清涼な美味しい水を使用して小社の製品は製造されています。

5、品質保証体制及び設備等
小社では以下の品質保証体制を徹底しております。
・ 全出入口に人感センサー付照明
・ 指紋照合式入場管理システム
・ 工場内防虫スクリーン30ヶ所以上
・ 工場内通路はゴミ等を発見しやすくするために常時照明を点灯
・ 工場内に自動録画機能付TVカメラ&モニター17ch設置
・ 全出入口は常時TVカメラ撮影、録画
・ 夜間は警備員常駐
・ 工場内に侵入センサー多数設置
・ 工場内に粘着テープ式捕虫機を40ヶ所以上設置
・ つぶあん異物除去用12ch色彩選別機
・ 高精度金属検出機7基
・ 高精度エックス線異物検出装置4基
・ 下足、上履別途保管2段式靴箱使用
・ 更衣室ロッカーは不要物品持込抑制のために無施錠
・ 貴重品は別途暗証番号式貴重品ロッカーを設定
・ 静電帯電式衛生帽使用
・ こしあん全ロットを食味、色調、水分、糖度検査実施
・ つぶあん全ロットを食味、外観、色調、糖度、検査実施
・ 冷菓用煉あん全ロットを出荷前細菌検査
・ 生あん(無糖)を1日4ロット細菌検査
・ 朝2回、午前中1回、午後2回粘着ローラーがけ実施
・ 手洗い、着帽、粘着ローラーがけ実施をTVカメラ撮影、録画